昨日お休みしたので、土曜日の今日更新します。…もうすぐ日曜日だけど。
Kumanori君が腰に巻いている金色のベルト。これが「フォロワーベルト」です。近くの人を自動的に追いかけて、手前で止まるようにアバターを動かします。追いかける対象の人は、歩いていても飛んでいてもかまいません。
ベルトを身に付けるとダイアログが表示されます。「Start」でターゲットを記録、追跡を開始します。「Pause」で追跡を一時中断、「Stop」で完全に中止します(ターゲットの記録を破棄します)。また、「Chain On」を押すと、ターゲットに向かってパーティクルが発射されます。演出というか、ただの目安ですね。不要なら「Chain Off」で非表示にすることも可能です。追跡している間、パーティクルはオレンジで、追跡を一時中断している間は、灰色で表示されます。
スクリプトはいつもより長めですが、大半はオプション周りを記述しているだけです。
llMoveToTargetでアバターを動かしている部分を抽出すれば、もっと簡潔に記述できると思います。なお、スクリプト内の文字列はUTF-8でエンコードしています。これを
llUnescapeURLでデコードすれば、スクリプトからでも日本語を表示できるんです。
セカンドライフSNSで仕入れた知識です(詳しくはスクリプトコミュニティへどうぞ)。
注意点は以下の通り。
1.SIMを越えて追跡できない。
2.周囲20m以内にアバターがいないとターゲットを特定できない。
3.ターゲットが64m以上離れると追跡できない。
4.テレポートするとダイアログが消える。
※2は64mまで変更可能です。
※4の場合、ベルトをクリックしてダイアログを再表示できます。
「フォロワーベルト」はお友達と散策する時に便利だと思います。ベルトを着けている人は何もしなくても移動できますからね。チャットに専念しやすくなります。ただ、自動的に方向転換まではしません。ここら辺は改良の余地ありかも。
参考資料。ダイアログのスクリーンショットです。